酒記「しゅき」
関東も雪が降るとの事で開栓しました。
きめ細やかで爽快、まるで快晴の早朝の気温が低く雪がサラサラの雪上を歩く時の様なそんな心踊る晴れやかな一本。
温度帯が常温に近づくと玄関を開けたら風が無く、しんしんと降る雪を見るような情景が浮かんだ。
青リンゴにパイナップル、乳酸の丸みが合わさり非常にいい香り。少し柑橘系が顔を出す。
酸の香り立ちがとても上品であ〜赤武だなぁって感じる。
オリがらみでガスも残っており微発泡のシュワっと感がたまらない。
味わいは旨み→酸味→引きずらない苦味
乳酸を感じながら果物のジュースの甘さと旨みを感じて丸みのある酸味とキレのある苦味が締めにくる。
上澄みのみだと爽やかさな青リンゴとフレッシュな甘みと柔らかな甘み。
オリが入ると乳酸の酸と丸みが加わり「雪」を感じる一本になる。
フレッシュで飲みごたえがあるのに軽さがあるからスーーッと飲み干してしまう。
冬が旬の料理とはみんな相性よし。
日本酒をあまり飲んだことが無い人も飲み慣れた玄人でも甘うま系が好みなら是非とも飲んで頂きたい。
甘うまジューシーでバランスが保たれている。