一本義 仙介🇺🇦
福井県若狭町の酒です。
「越山若水(越前地方の山の緑·若狭地方の川のせせらぎ)」という福井県の美しい風土を表す言葉がありますが、福井県西部の若狭地方は、若狭町の瓜割の滝など、知る人ぞ知る名水の地でもあります(福井県東部の越前地方の名水地は我が故郷、越前大野ですが)。
かなーり甘い!カタめ、濃いめの甘みが、わずかなひね香とともにガッと押し寄せ、辛味とともに膨らむ。
しかし膨らんで辛味が引いたあとの甘みは、少し酸味がかった、軽い柑橘みを感じる甘みに変わる。後口はぶどうみたいな感じ。
普通酒(たぶん)だけど、アル添感はほぼなし。
これはなかなか面白い。
温めるとどうか。
辛味がだいぶ浮いてきて、さらに後味の甘みが追走し、まもなく消えていく。味わいは体感3秒位。口の中の肴の味わいとともにすっぱり消える。かなりのキレ。
飲み疲れしないこのキレ。食中酒にするなら燗かな。
これで若狭地方3蔵元(三宅、鳥浜、小浜)制覇!