Taka
水質は無色透明だが、硬水のような少しテクスチャーのある印象を受ける。
ほんのわずかだが、杏子のような甘さと酸っぱさが香るものの、主張は控えめで閉じており、スッキリとしたアルコールと共に抜けていく。
のみ口はあっさりとしており、甘さと苦味、アルコールがバランスよく感じられるが、それらをまとめるように口全体に木桶の香りが全体をたちこめるため、ふくよかな味わい楽しむことができる。
環境: 14-16℃
柔らかな木の香りを感じながら味わうには、室温で温度を上げた辺りが飲み頃。ただし、醸造アルコールを加えているため、アルコールを控えな方が飲みやすい場合は、冷蔵庫から出したてでもよい。
シーン: 食中酒
香りを感じる単独酒でもよいが、味わいと香りを活かせる鍋料理などは相性がよい。寄せ鍋でタラなど白身魚と合わせれば、淡白なタラの味わいと旨みがバランスよく楽しめる。