一本義 仙介🇺🇦
わが故郷、福井県越前大野の酒です。
以前にも飲んでレポ書きましたが、あのときは人んちにおり、大して書けなかったので、改めて。
これも少し前に実家の母親に送ってもらったものです。
「さかほまれ」は、福井県の新種酒米のこと。
おほー、香りがいい。
少し酸味がかった、花の蜜のような吟醸香に満たされる。
こういうのいいかも。
ふくいくと漂う、さわやかな酸味が後ろに隠れた甘み。派手には主張しないが、しっかりと印象を残しながら、わずから辛味とともに消えていく。
過ぎゆく春をしのぶ宵にはぴったり。
食後、シンプルなアテで、ゆっくりゆっくり味わうのがちょうどよい。
実家の庭先のつつじの蜜の香りを思い出すなあ。
短い春が終わると、刺すような新緑の草いきれのにおいに、生命の力強さを感じる土のにおいが漂うわが故郷。
5月連休は、そんな生命感あふるるにおいを味わいに、ふるさとに帰りましょう。