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小笹屋竹鶴 純米吟醸原酒 木桶仕込
黄金色の酒色。上立ち香はウイスキーのようで、弱めの熟成香が交じる。
口に含むと凝縮されたナッツとビターチョコレートのような甘味と旨味が充満し、熟成感とつーんと鼻をさすアルコール感の後、酸味とかなり強めの苦味が残る。クセは相当強いが旨味も強い。
純米吟醸ならではのすっきり感もあり、この手の酒としては飲みやすい方ではないか。
木桶感はあまり感じない。
癇にすると豊潤な香りが広がり、甘味はまろやかに。鼻に抜ける香りはさらに強くなる。
度数20度だけあって、調子に乗って飲み続けるとかなり回るが、旨いのでついつい飲み過ぎる。