一本義 仙介🇺🇦
これも大晦日に実家で飲んだ酒を今更蔵出し。
福井県大野市の酒です。
由来は、大野市を流れる真名川(まながわ)からかな。
真名川の近くで育ち、わが母校の校歌にも真名川が出てくるからか、真名鶴の名にとても懐かしいものを感じます。
ロクに親孝行もしてない、無芸大食飲んだくれのバカ息子のために大量に酒を仕入れてくれた両親に感謝(笑)。
(当日ぐでんぐでんになりながらつけたメモより)
濃厚な渋み、こってりとした甘み。
しっかりとした骨格のある日本酒。
いかにもな日本酒って日本酒だ。
地そばの名店の蕎麦にも、ネットリアカイカの刺し身にも、クリームチーズにも負けない、つよい日本酒。
その前に飲んだ源平の意外なモダンさとは対照的に、こちらはいかにもな田舎の太い酒。母親の知り合いの地元の名店に打ってもらった年越しソバをたぐりながら飲むとたまらんものがあります。
この酒を醸した真名鶴酒造自体は、海外も視野に入れたモダンな味の酒で近年名を上げた蔵元なんですが、原点はこの太く濃厚な酒なんでしょうな。
正月前後に奥越前の5蔵全部飲みましたが、どこも味わいの違いが様々で面白かったです、ハイ。